編みぐるみ その5
近所の植え込みにたくさん生え、すっかり顔なじみになってしまったアミガサタケです。
ピンク色の毛糸が余っていたことから、アミガサタケにはあり得ない色になっていますが、かわいらしく表現するのではなく、見た印象を忠実に再現する方向に変わってきています。
だんだん脳内に菌糸が回ってきて、あえてかわいくデフォルメしなくても、ありのままのきのこの姿が、じゅうぶんかわいいと思えるようになってきたのかもしれません。
ちなみにこの作品でも、網目の自然な不規則さを再現するのにかなり苦労したそうです。
アミガサタケ
高さ17cm