編みぐるみ その40
翌年の春にきのこの編みぐるみの展覧会を開くことになり、ひとつだけ壁から生えていたら面白いのではという話になり、神代植物公園に生えている、珍しくいつまでも切り取られず無事なコフキサルノコシカケをモデルに作りました。
じつは外側からは見えないのですが、付け根に磁石を埋め込んであり、冷蔵庫などから生やして楽しもうと目論んでいたのものの、本体の重さに対して磁石が弱すぎるために滑り落ちてしまい、徒労に終わってしまいました。
ちなみに、付け根の下にぶら下がっている毛糸は、胞子が散ってまっ茶色になっている雰囲気を出そうとしたものです。